子どもの遊びについて
子どもの遊びについて
小学生を対象としたミニゲームを紹介します。子どもの年齢や特性に合わせて使い分けたり、自分でアレンジを加えたりすることも大切です。
1ミニゲーム
小学校低学年~中学年を対象としたミニゲームを紹介します。レクリエーションや、待ち時間などにも使えるゲームです。
しばりしりとり
- 子どもが好きな定番のゲームはしりとり。そのしりとりも工夫をすることで、幼児から小学生まで楽しめるゲームになります。
3文字以上や5文字の言葉のみ使えるなど、文字数を限定した『文字数しばり』、食べ物や生き物の名前に限定する『ジャンルしばり』など、子どものレベルにあわせて難易度をあげていきます。
絵しりとり
- 紙とペンがあればどこでもできます。迷子や人見知りなどで話をしてくれない子どもでも、絵や筆談では応えてくれることがあります。
グループ対抗戦にする場合には、黒板やホワイトボードを使って、制限時間内に、いくつつなげることができるかなど競います。
瞬間計算
- ファシリテーターは、両手でそれぞれ、指を使って数字を表します。
- 両手を後ろに隠して、「両手の合計数は?」と指の数を計算してもらいます。
- 「大きい数から小さい数を引き算すると?」「両手の掛け算の答えは?」など学年にあわせて、問題の難易度を変えます。
2大人数でできるゲーム
小学校低学年から中学年を対象として、1対複数でできるゲームです。日々の保育や、大人数でのレクリエーションなどでも、簡単に使えるゲームです。
後出しジャンケン
- ファシリテーターのあとに続いてジャンケンをします。掛け声は、「じゃんけんぽん・ぽん」です。
- 1回目の「ぽん」でファシリテーターが出し、2回目の「ぽん」で子どもたちに手をだしてもらいます。
- 最初は、ファシリテーターと同じものを出してもらいます。
- 慣れてきたら、「勝つ」「負ける」などの条件をだして、テンポよく進め、リズムを早くしていきます。
クロス拍手
- ファシリテーターは、手を広げます。
- ファシリテーターの右手と左手がすれ違ったときに、手を叩きます。
- フェイントをかけたり、リズムを早くしたりするなどしていきます。
聖徳太子ゲーム
- 3人の子どもを選出します。他の子どもに分からないように、それぞれにお題の1文字を伝えます。
- ファシリテーターの合図で、3人が一斉に、自分の担当の一文字を大声で言ってもらいます。
- 何の言葉になるか、答えてもらいます。
- 前に出た子どもには、大きな声でタイミングよく言ってもらうように、説明します。
- 人数を増やしたり、難しい言葉にしたりします。
みなさんゲーム
- 最初は、「みなさん、立ってください」「座ってください」「拍手してください」など簡単な指示をします。「みなさん」が付いたときのみ、ファシリテーターの指令に従います。
- スピードアップをしたり、「みなちゃん、座ってください。」など混乱するような指示をします。
3グループ対抗ゲーム
小学校低学年から中学年を対象として、グループ対抗できるゲームです。レクリエーションなどで使えるゲームです。
文字探しゲーム
《準備物》ホワイトボードまたは黒板と、グループ分の本や新聞など
- 3~4人組みのグループを作り、グループごとに本を選びます。
- ファシリテーターが、ホワイトボードまたは黒板に、文字を書きます。
- その文字を本から探し出します。
- 文字はひらがな、カタカナ、漢字、数字、記号などを出します。
- 最初は、1 文字で練習をし、徐々に文字数を増やしていくとわかりやすいです。
- 本ではなく、新聞、配布物のレターや教科書などを使ってもよいです。
- 探す文字を「た」と「な」と「か」など名前にしたり、キャラクター名にしたり、「☆」「?」「!」などアレンジしててもよいです。